目も紫外線対策を(友の会だより令和4年7月号)
暑い日が続き、日差しが強くなってきましたね。紫外線は6~8月にかけて非常に強くなるので注意が必要です。紫外線の影響を受けるのは肌だけではありません。目も紫外線によってダメージを受け、白内障などの病気のリスクにつながることがあります。また、目に紫外線が当たると脳が「メラニンを作れ」という命令を出してお肌がシミ・そばかすで黒くなってしまいます。せっかくお肌を守っても、目を守らないと肌に影響が出てしまいます。
昼間外出時は帽子とめがねを併用することで、十分に紫外線を減らせます。なるべくつばが広い帽子をかぶり、紫外線カット機能の付いたレンズを選ぶことで目への影響を少なくすることができます。サングラスでは色の濃いほうが紫外線を防いでくれるような気がしますが、濃い色には瞳孔を開かせる効果があるので、より多くの紫外線が眼内に入ってしまいます。必ず紫外線カット機能のあるレンズを選んでください。
紫外線による目の障害は、一定レベル以上の強い紫外線を長期間浴びてダメージが蓄積することで現れます。将来の目の病気を防ぐためにも、子どもの頃からしっかりと紫外線対策を行うことが重要です。大人だけでなく、小さなお子さんも一緒に紫外線から目を守りましょう。