メディファーマ奈良

旬の果物を上手に摂って健康へ(友の会だより令和6年9月号)

暑かった夏が過ぎ、食べ物が美味しい秋が近づいてきました。秋といえば果物がおいしい時期ですね。スーパーに並ぶ果物で季節の変化を感じ取る方も多いのではないのでしょうか。旬の果物は特に栄養価が高くなっています。主にビタミンA、ビタミンC、カリウム、食物繊維、ブドウ糖、果糖などを摂取することができ、彩りも良いので食卓を豊かにしてくれます。一方で、果物の過剰摂取が血糖上昇や中性脂肪上昇の原因となる報告もあります。1日に摂取する量の目安としては、1日200g程度がいいといわれています。リンゴ・梨・柿だと小さめ1個が200gくらいです。ただし腎臓病や糖尿病などで果物の摂取に注意が必要な場合もありますので、医師の指示がある方は指示に従いましょう。また果物を摂るタイミングは朝がおすすめです。朝に果物を適量摂ることで、寝ている間に失われた糖やビタミンC、ミネラルを速やかに補給することができます。朝食に果物を取り入れ、効果的に栄養素を補給しましょう。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですので、旬の果物を上手に摂って健康を維持しましょう。