エナジードリンクの飲みすぎに注意(友の会だより令和6年7月号)
エナジードリンクには、カフェイン、タウリン、グルクロノラクトン、ガラナ、ビタミンなどが添加されており、活力増強や眠気覚ましなど、さまざまな目的で利用されています。
医薬品や、医薬部外品である栄養ドリンクと違い、エナジードリンクは食品なので、医薬品のような効果は期待できません。
近年、若い世代を中心に人気があるエナジードリンクは、含有成分の過剰摂取が原因と思われる健康被害が多数報告されています。
飲みすぎると、カフェインによって、中枢神経が刺激され、めまいや、心拍数の増加、血圧上昇、興奮、不安、震え、不眠、下痢、嘔吐などを起こす危険性があります。また砂糖や糖類を含むたくさん含むものも多いので注意が必要です。
エナジードリンクを利用する際は、製品の表記を良く読み、他のカフェイン含有製品と併用しないこと、一日に何本も飲まない、カフェインと併用避ける医薬品もあるため、服用中の場合は注意すること、小児・妊婦・授乳婦・カフェインに敏感な人は、摂取を控えることとされています。
短期間での多量摂取や、医薬品やアルコールなどとの併用はさけ、体調に異変を感じたら医療機関を受診しましょう。