薬の保管について
引き出しの中から3年くらい前にもらった薬が出てきたとき、その薬を飲んでも大丈夫かな?と思ったことはありませんか?薬には調節して飲むものや飲み忘れにより残ることがあります。その場合、どのように保管するかが重要です。
薬には使用期限がありますが、あくまでも未開封で正しく保管された状態の目安であり、家庭環境で保管する場合、薬の有効期限の目安は錠剤・カプセル・外用剤は処方されてから6ヶ月~1年、粉薬は3~6ヶ月とされています。
また、薬は光や温度、湿度に影響を受けるため、これからの暑い時期には保管場所にも注意が必要です。薬袋や説明書と一緒にし、30℃以下、出来れば15℃以下(0℃以下での凍結は避ける)での保管が理想的です。中には、冷蔵庫での保管が必要な薬もありますので注意しましょう。
期限が過ぎた薬は効果がなくなるだけでなく、変色や変質を起こし、体に有害な影響を与える場合もありますので、薬を使用して良いか否かは薬剤師にお尋ねください。